参加者:ジローさん、キムさん、たぁ 緊急事態もやっと解除になったので、ジローさんの音頭取りでキャンプツーリングに行って来ました。 集合場所は東北道蓮田PSAに7時。 お蕎麦屋さんが開店前なので、おにぎり朝食。 まぁあれだ、食い終わる頃開店するのは毎度のルーティン。 キムちゃんもやって来て、出発レッツゴー! あ、キム号はお高い舶来のタイヤを履き、プロトタイプ風味のワンオフシートでイメチェンっすね♪ ちなみに僕はキャンプツー専用機CB500号でおまめ参加、メルバホイールを履かせてから初めてのロングツーリングっす。 東北道をプァァァン!と行って、都賀西方Pでいっぷく。 いやいやいや、途中の霧にはブッタマゲました!(異常気象か!) 更に定番ルートで東北道日光IC〜日光宇都宮道路〜終点の先のローソンでいっぷく。 予想外に寒く、中禅寺湖に上がるとどんぐらい寒いのやら・・・・ (ここで微かに風花が舞ってる気が・・・・) チョイ先のGSで給油 給油は9.4Lで燃費はいつも通りの17.5km/L いろは坂をグルングルン上がり、中禅寺湖のあんまし綺麗でない紅葉を横目に流し・・・・ 龍頭の滝上側のヴィュースポットでいっぷく。 更にシュシュッと上がり、戦場ヶ原んところの三本松ドライブインでいっぷく。 先程までチラついていた風花が、吹雪く様に・・・・ キムちゃん撮影・・・・ 数年前、まこちゃんと来た時に、金精峠の向こうがわしが雪でチョー寒かったんだなんて話して・・・・ とりあえず雪が酷くなる前に峠を越えちゃいましょうという事でレッツゴー! 寒い中登って行くと雪はどんどん激しくなり、気が付くと湯ノ湖の辺りで後続のキムちゃんがいない事に気付き・・・・ 『ぁあ、きっと雪に降参して引き返したんだろう』 そう思う事にし、僕は一刻も早く金精峠を越えるべく前進します。 標高を上げるに従いキャブレターがアイシングして吹けなくなり、スロットルバルブも固着気味でアクセルがギシギシに・・・・ ローギヤで何とか金精トンネルまで辿り着き、後は下りだからなんとかなるっぺとトンネルに入り・・・・ トンネル出口は一面の銀世界で、通行を断念したクルマが二台、慌ててUターンしてる・・・・(やばばばばば・・・・) ここで僕はこの先へ行くのを断念し、戻る事に。 栃木県側のトンネル入口まで戻ってみると、何とキムちゃんが根性で登って来ていました!(驚き) ちなみに彼はGパン+モモヒキっす! 僕は金精トンネル手前からローギヤしか使えない程マシンが吹けなくなってしまったので、写真を撮る余裕は皆無。 画像はキムちゃん撮影っす(驚き) ここで緊急路上会議を招集し、キムちゃんは今来た急こう配の下り坂を戻るのは無理、群馬県側なら多少勾配が緩いから峠を越えようと言う意見。 僕はさっき引き返した群馬県側の積雪がいかに凄い物だったか説明するも・・・・ 傍らで雪をやり過ごしていたクルマの人に尋ねると、群馬県側から来たが、三十分前は雪は降ってなかったとの事。 よし、ここは頑張って群馬県側を下りましょうとの結論に達したんでありました。 ちなみに8年前にここで降られた時は低気温のためディスクローターを濡らす水が蒸発せんので、ブレーキが全く効かなくなった事を彼にアドバイス。 再び金精トンネルを抜けてみると、さっきより酷い状況、しかしここで立ち往生しても凍死するだけなので、ガタガタ震えながら、ローギヤで下ります・・・・ 途中走行不能になったバイクが車道の真ん中に打ち捨てられてました・・・・ 恐らくスリップによる上り坂発進不能〜路面が滑るので足を付いてのUターンも不能(坂道のUターンは只でさえ難しい) 放置されたバイクの後ろにはクルマ達が渋滞の列を作ってる負の連鎖・・・・ 僕はシールドの内側が吐息で凍り付いてしまい、視界が利かずに参りました。 雨用ゴム手袋でシールドの内側を拭う度、顔面が擦れてヒリヒリしまが、拭わねば視界ゼロになってしまうので、必死に拭い続け・・・・ 這う這うの体で坂を下り、恐ろしいカーヴをヨタヨタ回って菅沼の所の茶屋まで下りて来ると、先行していたキム号の姿が見えました。 こんなところで撮影なんて・・・・ ちなみに油温計は40℃を指していたそうです(恐) 僕は相変わらずキャブのアイシングでローギヤしか使えず、ここでエンストしたら最後なので 『キムちゃんメンゴ』 と心の中で呟き、スルーして尚も下り続けました。 その後丸沼環湖荘入り口まで下りて来ると、ようやく路面の積雪は無くなり、ここでキムちゃんを待つ事暫し、果たしてキムちゃんは無事転倒する事無くやって来ました(ホッ)。 丸沼スキー場のレストランにて暖を取り、ここでランチ。 僕はカレーうどん、キムちゃんはけんちんうどん定食。 やっと人心地つきました♪ ここから更にR122ロマンチック街道を下り、道の駅片品でいっぷく。 キムちゃんは凍えた身体を足湯で温めます♪ 予定ではキャンプ場までキムちゃんと伴走し、そこで焚火ランチでもする計画でしたが、キムちゃんが濡れたGパンでここから標高を上げて行くのは蛮行。 っつーことで、キムちゃんとはR122/県道267分岐地点でお別れとしました。 別れた後、僕は県道62をグルングルン飛ばし、ルートチェックでパチリ♪ この後バッチリコースミスし、20分ほどロスしてしまいました(恥) やっとの事で本日の宿営地、花見が原森林公園キャンプ場に到着。 時間に余裕を持っていたのが幸いし、余裕の裕ちゃんで15時前には到着(本当はここでランチの予定だったけど♪ワハハー) 轟々と強風吹きすさぶ中、やっとの事でテント設営完了!(これって音に聞こえた赤城おろしだよね?) 早速焚火を熾し、暖を取ります。 こちら方面は最近雨が降ってるので、落ち枝が濡れてると踏んで、今回もウチから薪を持って来ました。 程無くジローさんが到着♪ さぁプキッと飲りましょう♪(寒いけどワハハー) おかず一発目はウチから持って来た猪角煮。 ほろほろまいう〜♪ イケちゃうねぇ♪(寒いけど) おかず二発目はアンガス牛のデケェステーキ♪ もうね、焚火台B6君からハミ出してるから(ワハハー) で、洗い米を潤るかしてたコッヘルを誤って弾き飛ばしてしまい、米が飛散トホホ・・・・ また一からもう一合やり直し(明日の朝めし分が・・・・) 程無くステーキが焼けました♪ 気を取り直して頂きます。 駄菓子菓子、余りの低気温でステーキがあっちゅーまに冷たくなるのは大誤算でありました・・・・ 気を取り直しておかず三発目、ウチから持って来た煮込み猪ハンバーグを火にかけます♪ 突撃隣の晩ごはん、ジローさんはナンチャラ鍋っす。 ジローさん曰く『今時期は寒いから鍋だよ』との事。 ナルホド勉強になります♪ で、メインディッシュは煮込み猪ハンバーグライス♪ ウチで食うより、こうして外で食った方がナンボかウマいね!(寒くて忙しないけどワハハー) ジローさんパチリ。 寒がりな僕のために、ジローさんが秘伝の石焼きアンカ製造法を伝授してくれました。 ジローさんもコンロで石を焼きます。 チンチンに熱したら、コイツをタオルで包んで抱いて寝るって寸法です♪ で、僕は極寒峠越えで疲労困憊、8時頃にはバタンキュー沈没しました(ジローさんゴメンね) 駄菓子菓子、予想通り余りの寒さで寝付く事が出来ず、石焼きアンカの威力を以てしてもウトウトするだけ・・・・ 赤城おろしは容赦無く吹き続けてます・・・・ ウトウト〜ストーブに火をつけて暖を取る〜ウトウトを一晩中繰り返すうち、夜が明けましたトホホ・・・・ 皮パンの上にスゥエットパンツ、ソックス二枚履き、上はダウン着込んでシュラフに入り、足には革ジャンを掛けて寝たのに・・・・ まぁあれだ、ホカロン忘れた僕が悪いんですけどね(ワハハー) 普段は5時には起き出すところ、余りの冷え込みでこの日の起床は6時。 早速野点の一杯。 ご飯は昨夜残して置いた冷や飯を湯煎で温め直し。 あ、小さいタイプのOD缶、買ってみました♪ ご飯が温まったら、茄子をスライスし・・・・♪ ウチから持って来たエノヒッヒソーセージ焼き焼き♪ 突撃隣の朝ご飯♪ ジローさんはナンチャラ鍋トースト。 アチキは茄子の蒲焼定食エノヒッヒソーセージ付き♪ 山椒振って出来上がり♪ タレは天然鰻でこさえたヤツっす。 白めしタッチ&ゴー♪ 朝餉が済んだら出すもん出して、撤収完了。 立つ鳥跡を濁さず(昨夜こぼしたお米は鳥達のために残しておきましたワハハー♪) 出発後県道62〜70を南下し、R122を右折してすぐの道の駅やまびこ横のファミマでいっぷく。 あれだけ吹き荒れた赤城おろしもピタリと止んで、寒す過ぎず暑過ぎず、絶好のツーリング日和です。 この青空、昨日欲しかったなぁ・・・・ 尚もジローさんのナビゲートでR122を大間々〜桐生と進んで、桐生太田IC手前のGSで給油。 給油が9.3L、燃費が18.2km/Lと伸びたのは下り坂だったからっすねきっと。 つーことで、下道で帰るジローさんとはここでお別れし、僕は北関東道〜東北道をぬふわキロでプアァァァァン!と飛ばし・・・・ 最後の休憩は蓮田SAで11:15。 お昼前には帰還できました。 キムちゃん極寒ツーリング災難お疲れ様でした。 ジローさん色々お世話様でした。 グーグルマップ 二日間の総走行距離450q 両日を通じて無事故無違反ノーデレスケ。 また走りましょう。 |